皆さん、こんにちは!ハチプロ(運営:ベンリー佐世保南店)です。
暖かくなり、屋外で過ごす機会が増えるこれからの季節、特に注意していただきたいのが「蜂」です。
蜂に刺されると、痛みや腫れだけでなく、命に関わる可能性のある「アナフィラキシーショック」を引き起こすことがあるのをご存知でしょうか?
今回は、アナフィラキシーショックとはどのようなものか、その危険性について皆さんにお伝えします。
アナフィラキシーショックってどんな状態?
アナフィラキシーショックとは、体内に侵入した特定のアレルゲン(この場合、蜂の毒)に対して、
体の免疫システムが過剰に反応することで、全身に急速かつ重篤なアレルギー症状が現れる状態を指します。
初めて蜂に刺された時は、刺された場所の痛みや腫れといった局所的な症状で済むことがほとんどです。
しかし、一度蜂に刺された経験がある人が再び刺されると、体内にできた「抗体」が過剰に反応し、このアナフィラキシーショックを引き起こす可能性が高まるんです。
日本では、残念ながら毎年蜂刺されが原因で命を落とす方がいらっしゃいます。
見逃さないで!アナフィラキシーショックの主な症状
アナフィラキシーショックの症状は、蜂に刺されてから数分から30分以内という非常に短い時間で急速に現れることが多いです。
以下のような症状が、複数同時に発生することが特徴です。
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皮膚・粘膜の症状:
- 全身の強いかゆみ、じんましん
- 皮膚の赤み、まぶたや唇、舌の腫れ、顔面のむくみ
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呼吸器の症状:
- 息苦しさ、喉の異物感(喉が締め付けられる感じ)
- 声枯れ、咳、鼻水、喘鳴(ぜんめい:ゼーゼー、ヒューヒューという呼吸音)
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消化器の症状:
- 激しい腹痛、吐き気、嘔吐、下痢
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循環器の症状:
- めまい、立ちくらみ、脈が速くなる、血圧の急激な低下
- 意識の混濁、失神
これらの症状が一つでも現れた場合は、非常に危険なサインです。
特に、意識障害や血圧の低下が見られる場合は、緊急性が高く、一刻を争う対応が必要になります。
万が一蜂に刺されたら、どうする?
- すぐにその場を離れる: 刺した蜂が警戒フェロモンを出し、他の蜂を呼び寄せる可能性があります。静かに、しかし速やかに安全な場所へ移動しましょう。
- 針が残っていたら除去: ミツバチの場合、針が皮膚に残ることがあります。毒液を絞り出さないように、爪やカードなどで横に払うようにして取り除いてください。
- ※口で毒を吸い取るのは絶対にやめてください! 口内の粘膜から毒が吸収されたり、口内の細菌が傷口に入ったりするリスクがあります。
- 患部を流水で洗い、冷やす: 毒を洗い流し、氷や保冷剤で患部を冷やすことで、痛みや腫れを和らげます。
- 全身症状の観察と病院受診: 刺されてから30分~1時間程度は、全身にアレルギー反応が出ないか注意深く観察しましょう。症状が軽度であっても、念のため医療機関を受診することをおすすめします。
- 緊急時はすぐに救急車を!: 全身症状(特に息苦しさや意識障害など)が現れた場合は、迷わず救急車を呼び、救急搬送を依頼してください。
蜂の巣を見つけたら、すぐにハチプロへ!
アナフィラキシーショックのリスクを避けるためにも、蜂の巣が近くにある場合は早急な対応が必要です。
特に夏から秋にかけては、蜂の巣が大きく成長し、蜂の攻撃性も高まります。
ご自宅の敷地内で蜂の巣を発見しても、決してご自身で対処しようとしないでください。
専門知識と適切な装備なしでの駆除は、アナフィラキシーショックのリスクを伴う、大変危険な行為です。
佐世保市で蜂の巣にお困りでしたら、被害が拡大する前に、ぜひ私たちハチプロ(運営:ベンリー佐世保南店)にご連絡ください。
お客様の安全と安心を最優先に、迅速かつ丁寧に蜂の巣を駆除いたします。
無料でお見積もりも可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせくださいね!
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